山で熊と遭遇

近年、野生の熊が人里に降りてきたり、山で遭遇するニュースが多くなりました。
自然豊かな長野県でも、主にツキノワグマが目撃されます。先日も、11月26日北アルプス白馬乗鞍岳天狗原付近で、スキー客が熊1頭に襲われる事件がありました。
登山・山菜、キノコ狩り・農作作業等で山に入る時は、熊との遭遇を防止するため気を付けましょう。
長野県では、熊に襲われなくても、山中の道路や散歩道で目撃されたり、畑を荒らされる等の被害が多くあります。

熊に会ったら絶対してはいけない行動

◎死んだふり
危険な野生動物と遭遇した時の対処法で「死んだふり」が世間では有名ですが、これは最も危険な行動です。
熊は死んだ動物の肉も食べるので、逆に「食べてください」といっているようなものです。

◎背中を向けて逃げない
「熊に遭遇したら全速力で逃げる」という人がいますが、「死んだふり」と同様危険な行動です。
背中を向けて逃げると、熊は本能で獲物と思って追いかけてきます。熊は時速50㌔以上のスピードで走ることが出来る(ヒグマは時速約60㌔)ので、すぐに追いつかれます。また、山道では地の利も熊にあるので、逃げ切ることは困難です。
怖くて逃げ出したくなる気持ちは分かりますが、ぐっと踏み止まりましょう。

◎木に登らない
「熊に遭遇したら木に登る」という対処法もありますが、これも意味がありません。野生の熊は木の上になる木の実も食べるので、木登りが得意なのです。

◎大声を出さない
大声を出して周囲に助けを求める行動は、近くに武器を持った猟師がいれば有効かもしれませんが、そうでない場合は危険です。不用意に大声を出すと、熊は驚いて防衛的な攻撃をしてくるかもしれません。泣くのも悲鳴を上げるのも同じです。
人が熊を怖がるように、熊も人を怖がっている場合があります。落ち着いて、熊に自分が敵ではないことを悟らせましょう。

対処法は

とにかく落ち着きましょう!
◎クマがこちらに気付いていない(距離が離れている場合)
熊の様子を見ながら、ゆっくり静かにその場から離れましょう。

◎近づいてくる
稀ですが、人間だということに気づいていない可能性があります。人間だと知らせる為に、石や倒木等に上がって、大きく腕を振りながら穏やかに声を掛けましょう。
または、興味本位または捕食目的で近づいている可能性もあります。
強気に対応しましょう。石や倒木の上に立って自分を大きく見せて、大声と大きな音で威嚇しましょう。または、クマ撃退スプレーがあれば、噴射の準備をしましょう。熊の目と鼻に向かって一気に噴射します(有効射程距離 約3~4m)。

 

 

 

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